例えばホームページでは、コンテンツが重要とよくいいます。
ところがWEBコンテンツといわれても、ハッキリと答えられる人はそう多くありません。
分かっているようで分かっていないのが、コンテンツといっても過言ではありません。
そこでコンテンツとは何なの?ですが、ホームページ内に掲載されている文章や画像・動画等の内容がコンテンツであるということができます。
ここではWEBコンテンツ作りに必要なノウハウについてご紹介します。
WEBコンテンツの重要性について
WEBコンテンツは、3つのコンテンツに大別することができます。
どのようなコンテンツかと申しますと、集客に適したコンテンツ・教育に適したコンテンツ・セールスに適したコンテンツです。
こうしたコンテンツのどれが欠けても、思うような売上を見込むことはできません。
これは実店舗に当てはめると、さらに納得ができるのではないでしょうか。
例えばどれだけ価値のある素晴らしい商品をお店で販売していても、お客さんが来てくれないと売れません。
仮にお客さんがお店に来ても商品のニーズや関心度を高めないと、商品を眺めただけでお店を出てしまいます。
また商品に興味を持ってもらっても最後の一押しともいうべきクロージングをしないと、購入を先延ばしにしてしまうかもしれません。
それは高価な商品であればある程、その分クロージングは大切です。
ちなみにそんな時には、「もし購入するとしたら、どの商品がよろしいですか?」とか「自分に似合う商品はどれだと思いますか?」といったクロージングテクニックがあるのも事実です。
やはりWEBコンテンツを作成する際には、人が何を求めているのか?といったことを事前にリサーチをしておく必要があります。
その上で、今回ご紹介するようにどのコンテンツに 分類されるのかを把握しながら作成するようにすると、様々なアイデアが生まれてくるに違いありません。
ということで、ここでは3つに分類されるWEBコンテンツの重要性についてご紹介します。
集客に適したWEBコンテンツとは?
集客コンテンツの役割とは、そのものズバリ見込み客のアクセス数を集めることです。
一見セールスコンテンツと意味合いが似ているように思われがちですが、セールスコンテンツは売ることだけに特化したコンテンツなので集客コンテンツとは異なります。
例えば集客コンテンツの場合、自社の商品やサービスをできるだけ多くの人に見てもらう必要があります。
それこそフラッと立ち寄ったお店で、商品を見ていたら店員さんがいきなり来て「この商品いかがですか?」と聞かれたら躊躇してしまいますよね。
それと同様に集客目的のコンテンツでは、いきなり急接近してくる店員さんのようになってはいけません。
また集客コンテンツの場合、ソーシャルメディアで多くのシェアーを生み出してアクセスを集める必要があります。
そうすれば、被リンクが多くなりグーグルなどでも検索上位に表示されるようになります。
具体例を挙げると、何らかのテーマを掲げてそれに沿った役立つ記事や情報を紹介するという方法です。
あるいは人は、常に新しい情報を手に入れたい!と思っているので、何らかの情報を提供するという方法です。
教育に適したWEBコンテンツとは?
昔は何か調べものをしたい時には、百科事典は無くてはならない存在でした。
ところがインターネットが普及するようになった今日では、百科事典など全く必要ありません。
何せ調べものをしたい時には、インターネットで検索すればすぐにその情報が分かりますからね。
要するに、今ではインターネットが百科事典のような役割をしています。
ということもあって、WEBサイトに訪れる人の大半は調べものをしたい方が過半数以上を占めています。
従って教育コンテンツとはいうものの、セールスマンのようなテクニックは必要ありません。
それではどのような教育コンテンツにするのが望ましいのでしょうか?
もちろん自社の商品やサービスを掲載するのですが、それらに興味を持ってもらう人が読んだ際に「役に立った」と思ってもらえるようなコンテンツにするのが鉄則です。
具体例を挙げると、商品を買った感想や体験談を掲載するのです。
あるいは洋服であれば、自分に似合う洋服の色を調べる方法やサイズを調べる方法などを掲載するのです。
さらには成功事例だけでなく、失敗事例なども掲載します。
そうすることで、見込み客とシェアーしながら失敗を防止する方法を提供することも可能です。
セールスに適したWEBコンテンツとは?
セールスに適したWEBコンテンツといっても、自社の商品やサービスの良い点を一方的に進めて購入してもらう!といった内容ではいけません。
商品やサービスの購入を検討している見込み客に対して、購入を思いとどまらせている部分を取り除く必要があります。
そのためのコンテンツ内容にしないといけません。
具体例を挙げると、すでに商品の購入やサービスの提供を受けている人の口コミ情報を紹介しながら、購入することでこんな良い結果になったという内容を紹介するのです。
それは通販サイトを見れば一目瞭然です。
通販サイトでは、すでに商品を購入した人の口コミ情報が多数掲載されています。
さらに通販サイトでは、購入した人の不安を取り除く対策がもう一つなされています。
それは購入してから思うような結果が出なかった場合、30日以内なら全額返金といったサービスです。
そんなことをされると、もはや購入するに当たって不安材料が全部取り除かれてしまいます。
あるいは通販業界のナンバーワンともいわれるアマゾンもシカリです。
アマゾンの場合、良い口コミ情報だけでなく悪い口コミ情報も掲載されています。
何せ近頃では安価ながらも粗悪な海外製の商品が多いですからね。
その上アマゾンでは、購入後に返金ボタンをクリックするだけの返金サポートも備えています。
WEBコンテンツの内容が集客を左右する
近頃では、動画をユーチューブにアップする方が増えています。
その上、これまでならユーチューバーの大半が一般人でした。
ところが近年では、コロナの影響で有名人でさえもユーチューブで副業を行っている人が増えてきました。
確かに有名人であれば、動画の内容よりも有名人というだけでもチャンネル登録者が倍増します。
とはいうものの、やはり中身はとても大切です。
それはWEBコンテンツにおいても同様のことがいえます。
やはりWEBサイトのデザインが良いからというよりも、内容云々で集客効果も左右されるというのが鉄則です。
ここでは、集客するためにはどんなWEBサイトにすればよいのか?といった点をご紹介してみたいと思います。
WEBコンテンツの内容が貧弱・更新不足だと集客は無理
多くの人がアクセスするWEBサイトというのは、WEBコンテンツの内容が良いからに他なりません。
一方、アクセス数やお問合せ数が少ないというWEBサイトは、WEBコンテンツの内容が10ページ以下の貧弱なケースが往々にしてあります。
あるいは、更新がほとんどなされていない!といった古い情報コンテンツばかりといったケースも同様です。
すでに申し上げたように、WEBサイトのデザインや奇抜な挿絵が訪問者を呼び込むのではありません。
やはりWEBコンテンツの内容が集客効果を左右するのです。
良質なコンテンツはSEO対策も兼ねる
企業のWEBサイトで重要な要となるのが、SEO対策です。
ちなみにこのSEO対策とは、ヤフーやグーグルなどの検索エンジンで上位に表示されるための手法をいいます。
そこで検索エンジンの仕組みを簡単にご紹介します。
この検索エンジンとは、クローラーと呼ばれるWEBサイトの内容を読み込むコンピュータープログラムのようなものです。
その後、アルゴリズム(検索エンジン内の計算式)によって自動的に検索順位が決定されるようになっています。
このアルゴリズムは、図書館の司書さんの役目に似ています。
例えば図書館で○○について書かれたおすすめの本ありますか?と聞かれたら、司書さんはこれがおすすめですよ!といっておすすめの本を教えてくれるハズです。
要するにどの本にするのか?は、司書さんの判断に委ねられています。
アルゴリズムは、この司書さんの判断によく似ています。
例えが長くなりましたが、アルゴリズムも検索ユーザーの満足度を高めるために、常に良質なコンテンツを上位に表示させるように努力しているのです。
従って、良質なコンテンツはSEO対策も兼ねているのです。
まとめ
WEBコンテンツ作りに関するノウハウの数々をご紹介しました。
書き洩らしたのですが、SNSですぐに情報が発信される今日では、良質なコンテンツはフェイスブックやツイッターなどのSNSでも拡散されるようになっています。
そうしたことからも良質なコンテンツを心がけるということは、とても重要なことでもあるのです。