WEBマーケティングをする上で、SEO対策は非常に重要な必須項目といえます。
しかしながら例え上位に表示されるようなSEO対策を行ったとしても、ホットペッパービューティーや食べログ・アマゾン・リクルートナビ等の大手ポータルサイトには当然のことながら太刀打ちできません。
そういう意味では、SEO対策が集客施術の全てではダメだといえます。
そこでSEOだけに頼らない集客施術についてご紹介します。
集客方法をSEO対策のみに絞るのは危険
SEO対策は、大手企業のような膨大な広告費を使わなくても行うことができます。
そのためWEBマーケティングにおけるSEO対策は、中小企業でもが手軽に行えるという点で大きなメリットだといえます。
しかしながら集客方法をSEO対策のみに絞ってしまうのは、冒頭でも申しましたように非常に危険なことです。
そこでSEO対策のメリットやデメリット等を挙げながら、SEO対策以外の集客方法についても提案していきたいと思います。
SEO対策のメリット
自社のウェブサイトへのアクセスを多くするために、SEO対策は重要です。
何よりも大企業に代表されるような莫大な広告費をかけなくても、集客を促すことができます。
おまけにウェブサイト内に効果的なキーワードを配置したり、HTMLに必要な情報を盛り込む、さらには被リンクを増やすなど様々なSEO対策はユーザーのアクセス数を増やす上では大切なことです。
そうすることで結果的に、自社の商品購入やサービスの提供といった効果を生み出すことが可能となります。
あるいはウェブサイト内のコンテンツの内容自体もユーザーのニーズに応えた内容であれば、自社の商品の認知度が高まるだけでなく、他社にはない魅力つまりはブランディングにも繋がります。
SEO対策のデメリット
SEO対策は、自社のウェブサイトのコンテンツの修正や追加等が必要なため、上位にランクインされるまでにはある程度の年数や日数がかかってしまいます。
あるいは、SEO対策後の効果の確認にも時間がかかることがあります。
さらに近年では、グーグル自体が検索エンジンの仕組み自体のアップデートを繰り返しています。
そのためこれまで有効だったSEO対策が有効ではない!といったことさえあり得ない話ではありません。
もちろんそうなるとアップデートの度に、それに合わせたSEO対策が必要になるということがいえます。
従来のSEO対策が有効ではない例
SEO対策のデメリットの項目でもご紹介したように、近年グーグルが検索エンジンの仕組み自体のアップデートを繰り返しているため従来のSEO対策が有効ではなくなってきました。
例えば検索アルゴリズムのアップデートを繰り返すことにより、ユーザーの検索意図に応えるコンテンツとなっているかどうか?という点が主流となりつつあります。
そうなると、コンテンツを公開しないウェブサイトやユーザーが必要としないコンテンツ内容であれば、当然のことながら上位に検索表示されなくなります。
とりわけ「○○が知りたい!」といったユーザーに対して、商品だけを並べたECサイトはSEO対策が難しくなります。
つまりはただ単に商品を売るだけのウェブサイトよりも、ユーザーが知りたい情報を提供してくれるような情報源的なウェブサイトのほうが有利になってきたということになります。
こうしたグーグルの検索アルゴリズムの推移を考慮した場合、ECサイト等はSEO対策の効果が出にくいという結論が導き出されます。
そうなると従来のSEO対策よりも、WEB広告等によるユーザーの流入を検討する必要があるといえます。
SEO対策に変わる集客方法
上述したようにユーザーに情報を提供する情報源サイトが重んじられるようになってきた今日では、集客方法をSEO対策に絞ってはいけないということがいえます。
とりわけSEO対策に並ぶような集客方法といえば、WEBマーケティングではWEB広告による集客方法が挙げられます。
ただしWEB広告による集客には、それなりに広告費を投入する必要があります。
そこでSEO対策以外の様々な集客方法についてご紹介します。
WEB広告による集客方法
WEB広告の中で、最も即効性の高いのがリスティング広告(PPC)です。
何故なら、ユーザーがグーグルなどの検索エンジンで何等かの検索を行った際に、検索結果と共に表示されるのがリスティング広告です。
また検索結果に沿った広告が表示されるため、検索内容だけでなく広告自体もユーザーのニーズに応えたものとなります。
おまけに近年インターネットが高速化したため、従来のテレビやラジオ・雑誌・新聞等の広告からWEB広告へと広告市場も移行しつつあります。
さらにはWEB広告の配信方法についても、自動で配信できるような技術的な進歩も大きな影響を与えています。
そして気になる広告費用はというと、従来のテレビや新聞等の広告費に比べて少ない費用で始められるという点も大きく関係しているといえます。
またWEB広告は、検索エンジンからの検索結果のページだけでなく、メールやSNSなどWEB上のあらゆる媒体を通して表示されるようになっています。
それではこうしたWEB広告の種類にはどのようなものがあるのか?という点も気になるところです。
そこで簡単にWEB広告の種類についてご紹介します。
例えばすでにご紹介した代表的なWEB広告としては、リスティング広告が挙げられます。
その他にも、ディスプレイ広告やリマーケティング広告・SNS広告・アフェリエイト広告・ネイティブ広告・動画広告等、実に様々なWEB広告があります。
SNSによる集客方法
近年、スマホユーザーが多くなったため、それに伴ってフェイスブックやツイッター・インスタグラム等のSNSを利用するユーザーが増加傾向にあります。
おまけにSNSの場合、1つのアカウントだけでなく複数のアカウントを持つことが可能です。
もちろんそうなると、ユーザーが倍化・3倍化していくということも想定できます。
さらにはSEO対策とは違って、SNSの場合ユーザーと画像やメール交換を行うなど直接的なふれあいが可能となります。
それこそフォロワーやシェアー等のファンが増えれば、企業側としても商品やサービスの提供が容易に行えるようになります。
またフォロワーやシェアーしてくれた方が、友達や家族・親戚等に拡散してくれるという可能性もあります。
もちろんそうなれば、拡散作用によってより多くのユーザーに伝達されて被リンクを増やす結果ともなります。
そのため関節的にではありますが、SEOにも効果があるといえるのではないでしょうか。
そこで具体的なSNSとウェブサイトの連携方法についてご紹介します。
例えばフェイスブックであれば、「いいね」のボタンをクリックできるようにします。
そしてこうした「いいね」が数多くつくと、何がいいのだろうか?と多くの人の興味をひくようになります。
あるいはツイッターであれば、ツイートと呼ばれる短い文章にウェブサイトのURLを掲載してもらえばSNS上でウェブサイトの宣伝や拡散にも繋がります。
以上のようなことから、SEO対策だけでなくSNSと連携することでウェブサイトへのアクセスを増やすという道もひらけてくるのではないでしょうか。
もちろんSEO対策はもうしなくてもよい!ということではありません。
これまでのSEO対策は継続して行いながら、それと同時にSNSからのウェブサイトへのアクセスという方法も開発していくことが大切です。
まとめ
SEO対策に偏らない集客方法をご紹介しました。
とりわけSEO対策は、グーグルなどの検索サイトが常にアップデートを行っているため、例えウェブサイトを更新したとしてもすぐに集客に繋がらないというデメリットがあります。
そうしたことからも今回ご紹介した広告による集客やSNSによるウェブサイトへのアクセス方法ということも同時に行っていく必要があります。
とりわけ広告による集客の場合、従来のテレビや新聞への広告とは違って、中小企業でも手軽にアクションが取れる点において全ての企業に集客のチャンスが広がったといえるのではないでしょうか。