ホームページを作るとなれば、Web制作会社に依頼して製作してもらう企業もあります。世の中にWeb制作会社は無数にあり、製作料金はぴんきりです。
制作会社の対応内容もぴんきりであり、中には相場よりも高い制作料金を請求しボッタクルような会社もあります。
Web制作料金は相場が決まっていないので、下手な会社に依頼すると高い料金を請求されます。
ボッタクリに合わないためにはどうすればいいのか?良心的なWeb制作会社の選び方を解説します。
Web制作会社の対応の仕方を確認しよう!
ホームページの出来映えは、制作会社のスキルに依存します。
とにかくお客さんを獲得して売上さえ伸びれば良いと考えている制作会社を選ぶと、ホームページの質が悪い、会社の対応が悪い、制作料金が高いと良いことが1つもありません。
良心的なWeb制作会社を知っている人がいれば、その会社を紹介してもらうと失敗が少ないです。
紹介してくれる人がいない場合は、以下のようなポイントで制作会社を選びます。
わかりやすい言葉で説明してくれるか
ホームページをWeb制作会社に制作依頼すると、どのようなものを作るか打ち合わせを行います。
お客さんと打ち合わせするときに、専門用語を使う業者の方がいます。
初めてホームページを作るような方は、専門用語はわかりません。
満足のいくホームページを作るには、打ち合わせで十分なコミュニケーションが必要です。
専門用語を使って打ち合わせする業者の方とは、十分なコミュニケーションは難しいです。
業者に対しては、どんなデザインや内容のホームページにしたいか自分の要望を伝えないとなりません。
打ち合わせで十分なコミュニケーションができないと、業者がいうままのホームページができあがります。
Web制作会社のホームページも確認してください。
専門用語が多く、わからないことが多いような会社は、あなたの考えとは違うホームページが完成する可能性が高いです。
費用総額を提示してくれるか
ホームページの制作料金は、制作会社によって設定方法が様々です。
料金を載せない制作会社や、基本料金のみ載せる制作会社などがあります。
最終的には見積もりによって総額いくらと料金が出ますが、見積もりは専門用語があるのでわかりにくいです。
ディレクションやスクリプト制作などの用語が見積書にあります。
打ち合わせを行い、あなたがどんなホームページを作りたいか考えを業者に伝えて、見積もりをもらい総額いくらになるか見てください。
見積書でわからない言葉があれば、業者に質問して説明してもらいます。
見積もりの金額に納得した上で、ホームページ制作を依頼しましょう。
金額を確かめた後は、追加費用は発生することがあるのかも業者に聞いておきます。
制作の費用総額と追加費用について把握しておけば、後で思いもよらぬ代金を請求されるということを避けられます。
また見積もりでは、制作費用について項目ごとに明確に記載してくれるWeb制作会社を選ぶようにします。
例えば、ロゴ制作費用、トップページ制作費用、サーバー費用などのように項目ごとに記載してもらいます。
制作費用一式などと見積もりを行う業者は、後で追加費用や手数料などと言って、見積もりよりも遙かに高い金額を請求される恐れがあります。
会社の規模と設立年数を見ておこう!
ホームページは一度作れば、5年や10年は運用します。
その間に、ホームページ制作を依頼したWeb制作会社にお世話になることもあります。
制作後のアフターサポートとして、サポートを受けることもあります。
Web制作はパソコン1台あれば行えるので、Web制作業界は新規参入する企業が多いです。
小規模な制作会社は、数年で廃業するケースも珍しくありません。
Web制作を依頼した業者が廃業すると、ホームページに問題が発生しても、サポートを受けられなくなります。
最悪の場合は、発生した問題によって制作したホームページが見られなくなる可能性があります。
小規模で設立年数の短いWeb制作会社にホームページ制作を依頼しない方が無難です。
ホームページの更新費用について確認しよう!
ホームページは、完成すればそれで終わりではありません。
新しいコンテンツを追加して更新していき、サーバーとドメインも使用料金を支払っていきます。
Web制作会社によっては、更新などの部分で高い金額を請求することがあります。
更新費用を確認する
制作したホームページを効果的に活用するには、定期的な更新は欠かせません。
ホームページの更新は自社で行うときはお金がかかりませんが、Web制作会社に更新を依頼するとお金がかかります。
例えば、1ページ追加するには1万円の費用がかかるなどです。
更新するページが多いと、多額の費用がかかります。
ホームページ制作の見積もり時には、更新する場合の費用はどのようになっているかも確認してください。
スマホ用サイトの費用はいくらか
最近はスマートフォンでホームページを見る人が増えました。
ホームページにアクセスする人の半分以上は、スマートフォンで見ているというデータもあります。
今や企業用ホームページを作るなら、スマートフォンへの対応は欠かせません。
まずは見積もり時に、スマートフォンに対応したホームページも作ってくれるのか確認します。
スマートフォン用ホームページは、パソコン用ホームページとは兼用しないので、別途制作します。
パソコン用ホームページが完成してから、後でスマートフォン用ホームページも作って欲しいとなると、制作費用が割高です。
場合によっては、高額な費用を請求する制作会社もあります。
見積もり時に、スマートフォン用ホームページの制作費用はいくらになるか、金額を出してもらってください。
サーバーとドメインの費用はどうなっているか
企業用ホームページを制作するとなれば、レンタルサーバーを借りて、独自ドメインで運用するのが普通です。
ホームページ運用の中では、レンタルサーバー独自ドメインも管理しないとなりません。
管理方法としての理想は、レンタルサーバーも独自ドメインも、自社で管理することです。
レンタルサーバーと独自ドメインを、Web制作会社に管理してもらうことがあります。
自社以外の他社でレンタルサーバーと独自ドメインを管理して、ホームページを運用するのは危険です。
Web制作会社にレンタルサーバーや独自ドメインを管理してもらうと、サーバーやドメインの使用料、または管理料の名目で高い金額を請求する会社があります。
請求された金額を支払えないとなれば、サーバーやドメインがストップします。
レンタルサーバーまたは独自ドメインのどちらが使用できなくなっても、自社ホームページはアクセス不能になります。
さらには、レンタルサーバーや独自ドメインを自社で管理して欲しいので、引き渡して欲しいとWeb制作会社に言うと、引渡料として数十万円請求するような会社もあります。
レンタルサーバー料金もドメインの費用も何十万円もかかることは珍しいので、何十万円も請求すると、それはボッタクリです。
Web制作会社にホームページ制作を依頼するならば、レンタルサーバーと独自ドメインは依頼主の会社で管理するようにすると無難です。
まとめ
Web制作会社は、いろいろな方法でボッタクリして高額な金額を請求してきます。
ホームページ制作と言っても相場はなく、高い金額を請求されても、初めてホームページを作る企業は、それが普通なのかと思うかもしれません。
ホームページのどの部分で、いくらぐらいのお金がかかるのかと知っておけば、ボッタクリに合う可能性を少なくできます。