今話題のアプリ「Clubhouse」

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2020年にアメリカのAlpha Exploration Co.というベンチャー企業が開発した音声だけのSNS「Clubhouse」(クラブハウス)をご存知でしょうか?
分かりやすくいえば、ツイッターの音声版といったところでしょうかね。
おまけに、日本でも2010年から利用できるようになりました。
ただし今のところ利用できるスマホは、iPhoneのみとなっており、Androidユーザーはお預け状態となっています。
それはどういうことかと申しますと、iPhoneには、iOSと呼ばれるOSが、そしてAndroidスマホにはAndroid OSがそれぞれ搭載されています。
そのOSが関係しており、Clubhouseと呼ばれるアプリがiPhoneに搭載されているiOS版しかないからです。
従って今話題のというタイトルにしましたが、実際の利用者は限られているため注目を浴びつつあるといったほうがよりリアルかもしれませんね。
ということでこのClubhouseについて、さらに詳しくご紹介します。

そもそもClubhouse って何?

2020年に広まり始めたばかりの音声だけのSNS・Clubhouseは、通常のSNSアプリのように、誰でも手軽に利用できるというワケではありません。
冒頭でも申しましたように、iPhoneユーザーに限定されます。
その上招待制なので、すでにClubhouseを利用している方から招待されないとどんなものなのかを確かめることすらできません。
しかしながらあくまでもClubhouseというアプリなので、iPhoneユーザーであればどなたでもApp Storeからインストールすることは可能です。
ところでAndroidユーザーもGoogle Playからインストールできるかどうかも気になるところです。
そこでGoogle Play で検索をしてみると、Clubhouseという同じ名称のアプリもありますが中身は異なりますのであしからず。
ここでは、そんなClubhouseをインストールした後の具体的な利用方法や特徴についてご紹介します。

Clubhouse の登録方法

まずはiPhoneのApp Storeで、Clubhouseを検索します。
その後、Clubhouseをインストールして登録をします。
まだどなたからも招待を受けてなくても、この段階までなら進めることができます。
次に具体的な登録方法についてご紹介します。
ちなみに今のところClubhouseは英語表記のみとなっていますので、英語が苦手という方は辞書を片手に登録をするしかありません。
さてインストール後の登録方法ですが、まずはアプリを起動するとWelcome!とようこそ画面が表示されます。
次にGet your usernameというボタンをクリックして、ユーザー名を取得します。
その後Enter your phone #という画面になったら、Phone Numberという入力欄に携帯番号を入力します。
さらにEnter the code we just texted youという画面で、SMSに届いた認証コードを入力します。
最後に氏名欄に本名を入力して、ユーザー名を入力すれば完了です。
ただし本名もユーザー名も英語表記でする必要があります。
また登録後は、1回しか変更ができないので慎重に入力をする必要があります。 そして登録が完了すると、We’ve reserved @xxxx for you, and we’ll text you as soon as your account is ready!という登録が完了した画面がでるようになっています。

Clubhouse の使い方

Clubhouseの登録が完了したら、あとは招待を待つだけです。
この招待については、あくまでも相手次第になるのでどうすることもできません。
そこでClubhouse招待される方法ですが、既存のユーザーから招待を受ける方法と待機リストで待機して招待を待つ方法とがあります。
いずれも自分の電話番号が相手のアドレス帳に登録されていないと招待されません。
この招待についても、招待をされた方から招待コードを入手する必要があります。
おまけにすでに利用している方も招待コードが5名までという制限があります。
ちなみに開始当初は2名までということでしたが、この招待人数は徐々に増えてきているようです。
そうした招待する人数が限られているということもあって、招待コードの入手が難しいのです。
もちろんすでに利用しているユーザーにおいても、フォロワー数が高くなると招待できる人数も随時増えるようにもなっています。
またこの招待コードを入手するために、SNSで呼びかけたりメルカリ等で購入するという方法もあるようですが、今ではメルカリの運営者が禁止したため購入できなくなっています。
とにかくまだ開発されて間がないアプリということもあって、課題だらけのアプリといったところでしょうかね。
それに新しもの好きの人には好まれるかもしれませんが、保守派の人にはまだまだ受け入れられないのではないでしょうか。

Clubhouse ってどうなの?

音声ツイッターといわれるようにClubhouseには、ツイッターのようなフォローやフォロワーの機能が付いています。
またすでに利用している人の中には、有名人や著名人などもいるので普段話すことすらできない人と会話を楽しむことができるかもしれませんね。
しかしながらツイッターのように気軽に利用するには、招待制やiOS版に限定されることもありまだまだハードルが高そうです。
そこでClubhouseのメリットやデメリットについてご紹介してみたいと思います。

Clubhouse のメリット

入室や退室はボタン一つでできるという手軽さと同時に、入室前に参加者の名前が表示されるため事前に確認をしてから入室することができます。
とはいいながらも実名ではなくて、あくまでもユーザー名で表示されるため誰が入室しているのかは分からないというのが現状です。
また招待制のために、不適切な発言をしようものならば誰に招待された人なのかも分かるようになっています。
そういう意味では、不適切な発言をするなどの問題点の多い人が入ってくるという心配も要りません。
それからClubhouseでは、他の人が立ち上げたルームに参加して会話を楽しむだけでなく、自分自身がルームを立ち上げることも可能です。
その上自分で立ち上げたルームは、用途に応じて全部で3種類のルームに使い分けすることができます。
その3種類のルームとは、Open・Social・Closedで例えばOpenは誰でも参加可能はルームになります。
一方Socialは、繋がりのあるフォロワーさんだけが入れます。
そしてClosedは、特定の限定された人だけが入れるルームとなっています。
いずれにしても人と会話を楽しむのが大好きという人には、人気があるようです。
その代わり人とのコミュニケーションが苦手という方には、もう一つ人気がありません。
とりわけコロナ下でリモート業務が多くなっているため、コミュニケーション不足で精神的に落ち込む人が多くなっています。
そんな今の時代には、好都合なアプリといえるのではないでしょうか。
それに仲の良いグループ間でClubhouseが利用できるようになると、ライン以上に利用者も多くなってくる可能性があります。

Clubhouse のデメリット

Clubhouse の最大のデメリットを挙げるとすれば、やはり招待制やiOS版に限定される点ではないでしょうか。
例え今後ラインに変わる新しいアプリになる可能性があるとはいっても、こうした点が改善されない限りにおいて利用者が増えることはあり得ません。
さらにはアプリ自体がまだ英語版しかないので、英語が苦手という方は当然のことながらハードルが高くなってしまいます。
また音声だけのチャットルームということもあって、コミュニケーションがうまくできるとは限りません。
あるいはOpenルームのように、誰でも入れるルームであえば会話がかみ合わないという問題点も出てくるに違いありません。
一方、ラジオのような感覚で、聞くだけに徹しようと思って入室した場合にはどうでしょうか。
例えその場合においても、興味のない会話はそう長く聞きたいとは思いません。
人間は誰しも興味のある話はいつまでも聞いていたいと思いますが、興味のない話にはそう長く付き合うことはできません。
時間が無題に過ぎるだけでしかありません。
それから音声だけのチャットルームとはいっても、外部録音機能を使えば会話を録音される可能性もあります。
そのため気軽に話せるとは到底いえません。
とりわけ下ネタやハラスメントに関連する話は厳禁でしょうね。
ただしそれは同時に、不適切な発言が防止できるというメリットととらえることもできます。
その上有名人が利用した場合には、話の内容によってはすぐに身バレしてしまう可能性があります。

まとめ

日本でも徐々に利用者が増えつつあるClubhouseですが、利用する際のハードルがいくつかあるためさらなる普及にはアプリの改良が否めません。
そうはいっても興味のある人は、一度試してみてはいかがでしょうか。