インターネットの発達によってクラウドやストレージなどのサービスが登場し、Webサービスはより便利になり、多種多様なサービスが登場しています。
業務を行う上でも、便利に使えるWebサービスがあります。
インターネットに繋がる環境さえあれば、どこでも使えるサービスなので便利です。
この記事では、便利なWebサービスをいくつかご紹介します。
ビジネスチャットツール
企業内の連絡や取引先との連絡は、メールを使っても行えますが、最近はビジネスチャットを使って行う企業も多いです。
ビジネスチャットならば、メールのような難しい設定は必要なく、文書や画像ファイルの添付もできます。
チャットワーク
クラウド型のビジネスチャットツールです。
機能が充実していて使いやすく、連絡用のツールとして重宝します。
国内で開発された純国産のチャットツールです。
チャットワークの特徴は、タスク管理機能であり、業務上の必要なタススを作成して管理できます。
すでに20万近くの企業が導入しており、国内No1のチャットツールになっています。
利用するには、無料プランか有料プランのどちらかを選びます。
パソコン以外にもスマートフォンなどのモバイルデバイスにも対応しています。
・無料プラン : 累計14のグループチャットまで参加できる
・有料プラン : 月額500円
無料プランは14のグループチャットまで参加でき、それ以上のグループチャットに参加するには有料プランに切り替えます。
Slack
Slackも人気のビジネスチャットツールです。
アメリカで開発されたチャットツールであり、800万以上の組織が利用しています。
日本では50万人以上が利用し、Slackの国別ユーザー数では第2位です。
メールやTwitter、Googleなどと連携でき、柔軟性の高いツールです。
チャットルームのデザインを好きなようにカスタマイズできます。無料プランと有料プランがあります。
・無料プラン : 直近10,000件のメッセージ、連携アプリは最大10、ストレージは5GB
・有料プラン : スタンダードプラン月額850円、プラスプラン月額1,600円
無料プランでも十分に使えますが、長期で使う場合や大人数で使うなら有料プランが適しています。
Slackもパソコン以外にもスマートフォンでも利用できます。
Yammer
Microsoftが開発したビジネスチャットツールであり、社内用チャットツールです。
社内用チャットツールとして、世界で広く利用されています。
同じメールアドレスドメインを持つ人としか、チャットで連絡できません。
メールアドレスドメインとは、@xxxx.co.jpなどの部分です。
インターフェースは、TwitterやFacebookと似ているために、SNSを日頃から利用している人は、Yammerを使ってもすぐに慣れます。Officeソフトの導入と一緒にYammerを導入する企業が多いようです。
オンライン文書作成ツール
文書を作成するならば、WordやExcelなどのソフトウェアを使っても行えます。
オンラインで文書を作成できるサービスがいくつも登場しています。
オンライン文書作成ツールならば、Wordなどのソフトウェアを持っていなくても文書を作ることができるので便利です。
インターネットにアクセスできる環境さえあれば、どこでも文書を作れます。
Googleドキュメント
Googleが開発したオンライン文書作成ツールです。
ExcelにあたるGoogleスプレッドシート、WordにあたるGoogleドキュメント、PowerPointにあたるGoogleスライドがあります。
ソフトウェアのインストールは必要なく、Googleのアカウントを持っていると使えます。
無料で使用できます。
作成する文書は、自動保存機能により、文書内容が更新されれば自動的に保存されます。
文書を共有すれば、他の人も見ることができます。
共有して、複数人で1つの文書を編集するような使い方も可能です。
Dropbox Paper
オンラインストレージDropboxのオンライン文書作成ツールです。Dropboxに登録して、アカウント作ると無料で利用できます。
オンライン上で文書作成を行うので、1人でも作成も複数人で共有して作成もできます。
パソコンでもスマートフォンでも使えます。
PhotoShopなどのデータをDropboxに追加すると、プレビューできるので、PhotoShopを持っていない人でもデータの内容を見られます。
文書作成で使えるショートカットがあるので、利用すると便利です。
オンライン画像編集サービス
画像編集ソフトというと、PhotoshopやIllustratorが有名です。
ただしこれらのソフトは高い金額で販売されているので、手軽に使えるソフトではありません。
簡単な画像編集だと、オンラインのサービスを使うと便利です。
PIXLR EDITOR
日本語に対応している画像編集ツールです。
Photoshopにインターフェースが似ており、普段からPhotoshopに慣れている人は使いやすいと感じるでしょう。
ホームページ版の他に、アプリもあります。
画像サイズの変更や明るさ調整、レイヤー機能、複数の画像形式に対応など、無料ながらも高機能です。
Sumo Paint
アカウントの登録の必要がなく、無料で利用できるオンライン画像編集ツールです。
画像のトリミングやリサイズ、画像の明るさ調節、ブラシやペイント、レイヤー機能、フィルター機能など、一通りの機能があります。
対応形式は、JPG、PNG、GIFの3つのみです。
ツールバーに表示の機能はすべてアイコンで表示されているので、直感的に操作できます。
Picozu
利用できる機能を少なくして、シンプルに使える初心者向けオンライン画像編集ツールです。
難しい画像作成や編集などはせず、画像を少しだけ編集するときに使えます。
レイヤー機能はないので、1枚の画像を編集するときに役立つツールです。
パソコンにインストールして使用もできますが、オンラインでも使えます。
フィルターの種類が豊富で、画像にいろいろな変化をつけることができます。
まとめ
Webサービスはいくつもあり、業務で使うと便利なサービスもあります。
有料のサービスもありますが、無料で使えるサービスも多いです。
今回ご紹介したWebサービスを活用すると、ソフトウェアを使わなくとも、オンラインで目的を果たせます。
インターネットにアクセスできる環境さえあれば使えるので、会社や自宅などとどこでもサービスを利用できます。