今日若い人たちの間では、SNS（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）は大人気です。
それこそレストランで見た目が華やかで美味しそうな料理が出たら、その写真をインスタグラムに投稿するというのはよくある話です。
ところがSNSを使ったマーケティング活動となると、具体的にはどうすればよいのか？検討も付かないという方も多いかもしれませんね。
ここではそんなSNSマーケティングの具体的な活動方法についてご紹介します。
各企業が注目しているSNSマーケティング戦略
今日多くの人が、スマホを活用しながらツイッターやインスタグラム・フェイスブック等に写真や動画を投稿しています。
そのためこうしたSNSを利用して、自社の商品やサービスを宣伝・販売するといった企業が増えています。
その上、SNSを通してユーザーとのコミュニケーションも自然と行えるという点も注目されています。
そこでフェイスブックやインスタグラムの特徴について、SNSマーケティングの観点からご紹介します。
フェイスブック
世界最大級のSNSともいわれているフェイスブックですが、日本のみならず世界各国の企業がそれぞれのアカウントを持ちながらビジネスに利用しています。
おまけにフェイスブックは、個人のアカウントだけでなく企業用のアカウントも取得することができます。
そのため自社の商品やサービスを性別や年齢を問わず幅広い層の方々にアピールすることができます。
ただし厳密にいえば、インスタグラムやツイッター等に比べると年齢層が高いため、高い年齢層の集客には断然オススメです。
また実名登録制になっており、ツイッターのような炎上をしにくいというのが大きなメリットとして挙げられます。
さらには、友達にシェアするなどの拡散機能も充実しています。
インスタグラム
インスタグラムは、若者の間では「インスタ映え」という言葉が流行っているように今や大人気です。
とりわけ飲食関係や美容関係・アパレル関係の企業は、こうしたインスタグラムを利用した商品やサービスの宣伝を活発に行っています。
例えば美味しい料理を食べた人が、それをスマホで撮影してインスタグラムに投稿したとします。
するとその料理を提供したお店には、翌日から多くのお客さんが押し寄せるといった現象はよくあります。
しかも、お店の宣伝をお客さんが行ってくれるため宣伝がわざとらしくないのです。
そうしたことから、お客さんの宣伝が人を呼び寄せてくれるといった口コミ効果もあります。
ただしそうした口コミによる宣伝効果は、逆のパターンも十分あり得るので注意が必要です。
またインスタグラムは、他のSNSに比べるとブランディングに特化したSNSともいわれています。
ですから凝ったビジュアル写真を投稿したり、ストーリー機能を活用したりすると集客もアップするに違いありません。
SNSマーケティングの具体的な手法
かつては、ニュースや情報収集は新聞やテレビが主流でした。
ところがインターネットが普及するようになり、さらには今日スマホが一人一台の時代に入ったためニュースや情報収集はパソコンやスマホで十分という人が多くなっています。
ですから情報の拡散や共有・人とのつながりもSNSで行うという人が増えています。
そうした経緯もあって、企業とユーザーとを繋ぐための手法としてSNSマーケティングの必要性も年々高まっています。
ここではそんなSNSマーケティングの具体的な手法や特徴についてご紹介します。
SNSマーケティングを利用した宣伝・集客
各企業が公式SNSアカウントを取得すると、自社商品やサービスの宣伝・情報の発信を行うことができます。
さらには自社の商品やサービスに興味を示した人には、公式ホームページやECサイトに誘導することも可能となります。
もちろんそうなれば、絶大な集客効果が期待できます。
さらには、自社の広告やキャンペーンを大々的にSNS上で行うことも可能です。
SNSマーケティング手法の一つ・インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーマーケティングと呼ばれるSNSマーケティング手法は、今ではお馴染みとなっています。
例えば、インスタグラマーやユーチューバーといった一般ユーザーから選ばれたインフルエンサーを企業が起用して商品やサービスを宣伝するというものです。
とりわけインスタグラマーやユーチューバーには、数万人から数百万人規模のフォロワーやチャンネル登録者がいるため、その宣伝効果は計り知れません。
おまけに企業自らが全面に立って宣伝をするわけではないので、口コミによる拡散が生まれやすいというメリットもあります。
SNSマーケティング手法の一つ・ソーシャルリスニング
ソーシャルリスニングと呼ばれるSNSマーケティング手法は、SNSを通して消費者の意見や情報の収集を行うという手法です。
例えば自社の商品に対して、ツイッター上でどのような意見が出ているのか？あるいはインスタグラム上でどのような写真や動画が投稿されているのか？等々、様々な意見や情報収集をすることができます。
こうしたSNS上の意見というのは、従来からの企業のアンケート調査に比べて率直で自由な意見を得ることができるというメリットがあります。
その他にも、SNSに投稿しているユーザーの性別や年齢・職業など様々な属性を把握することもできます。
SNSマーケティングを導入する際の大まかな流れ
各SNSの種類や特徴について、簡単にご紹介しました。
その上、ブランディングや認知度アップ・売上倍増といった目的を掲げながら、SNSマーケティングに取り組んでいる企業が増えています。
そこで具体的にSNSマーケティングを導入するまでの大まかな流れについてご紹介いたします。
SNSマーケティングの目的や方針を決める
これから新たにSNSマーケティングを行おうと思っている企業の場合、どのような目的や方針で取り組むのか？という点を真っ先に決める必要があります。
またSNSには、フェイスブックやインスタグラム・ツイッター・ラインなど数種類あります。
ですから自社の目的や方針に沿ったSNSを利用するということも大切です。｝
そのためには、それぞれの特徴やメリット・デメリット等も十分に研究をした上で、どれを選択するのかを決める必要があります。
担当者やアカウント作成を行う
SNSマーケティングには、専門的な知識が必要です。
とりわけ炎上させないためのノウハウやハッシュタグ選定は、とても重要な要となります。
そうしたことからもコンテンツ制作やネット上のルールなど、ある程度精通した人を担当者に選任する必要があります。
そして担当者が決まったら、企業の顔ともいうべきアカウントを作成することも大切です。
例えばアイコンは、企業のロゴを使うなど誰でも覚えやすいものがオススメです。
コンテンツの作成、及びSNSへの投稿
アカウント作成ができたら、今度はSNSにアップするためのコンテンツを作成しないといけません。
ちなみにコンテンツには、ユーザー目線に立った上での画像やテキストを作成するのが望ましいといえます。
ただしこうしたコンテンツは、SNSに投稿するためのネタともいえるものです。
そういう意味では、とても重要な要素でもあるので十分な吟味が必要です。
そのためプロのライターにお願いするというのもアリです。
まとめ
SNSマーケティングについて、ご紹介しました。
しかもSNSは、私たちの日常生活に無くてはならないものとなっています。
そのため企業のマーケティング活動においても、SNSをうまく活用できるかどうかは集客や売り上げにも大きく影響します。
またSNSは、人間関係と同じように長期的に信頼関係を築いてこそ多くのファンを獲得することができます。
そういう意味では、今回ご紹介したようなことを元にしてコンテンツの投稿やデーターの分析をしながら継続的な活動が大切です。
